田村淳さんがYouTubeチャンネル「セカンドライフch」で新しいキャンピングカーの納車を報告し、大きな話題を集めています。今回の一台は単なるアウトドアの相棒にとどまらず、彼のキャンピングカーに対する”哲学”を象徴するような存在です。本記事では、淳さんの歴代キャンピングカー遍歴と現在の最新愛車を比較し、そのこだわりや変遷を深掘りしていきます。
■田村淳(たむら あつし)プロフィール
出典元:https://www.joqr.co.jp/qr/personality/tamuraatsushi/
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生年月日: 1973年12月4日(現在51歳)
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出身地: 山口県下関市
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職業: お笑いタレント、司会者、YouTuber、実業家
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所属: 吉本興業(お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」ツッコミ担当)
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学歴: 早稲田大学人間科学部(通信教育課程)卒業
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主な活動: テレビ司会(『ロンドンハーツ』『淳の休日』)、YouTube(ロンブーチャンネル/セカンドライフch)
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趣味: キャンピングカー・アウトドア・ソロキャンプ・政治/社会問題の勉強
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家族構成: 妻・子あり
田村淳の現在は?芸人から“ソロキャンプ愛好家”へ
淳さんは今やキャンピングカー業界のアイコン的存在。2025年には「第13回キャンピングカーアワード」を受賞し、その発信力と愛好歴が認められました。BSよしもとでは新番組『夢を叶えるキャンピングカー』も始まり、キャンピングカーをテーマにした旅番組を展開中です。
出典元:https://www.autocamper.jp/news-column/46071/
彼のルーツは意外にも幼少期。父親がDIYで軽自動車をキャンピングカー風に改造し、九州を中心に家族で車中泊旅をしていたそうです。この体験が今のキャンピングカー愛につながっているとのこと。
最近は「ソログルキャン」という、ソロでもグループでも楽しめる新しいスタイルを提唱し、RVパークの普及や災害支援にも積極的に関与。まさにキャンピングカー文化を牽引する存在です。
田村淳の新しいキャンピングカーの特徴や値段は?
2025年6月に納車された最新キャンピングカーは、トヨタ「ハイエース」ベースのカスタム車。ビルダーはHEZEL、内装は「インテリア村上」が手がけ、オーニングやラダー、重厚なバンパー、ウッド調の内装などが特徴です。
今回の車両は、主に“ソロキャンプ用”として発注されたもので、淳さんにとっては通算7台目のキャンピングカーになります。備え付けの引き出しが作業台になるなど、細部にまでこだわりが見られます。
価格の公表はされていませんが、ハイエース+フルカスタムの仕様から見て700万〜1000万円程度と見られます。
田村淳のキャンピングカーと同じ仕様で作るには?
今回のハイエースカスタム車を同じ仕様で作るには、以下のステップが必要です。
- ベース車両:トヨタ ハイエース
- ビルダー:HEZEL(外装)+インテリア村上(内装)
- カスタム内容:オーニング、重厚バンパー、ウッド調内装、作業台付き引き出しなど
- 納期:半年程度
- 価格:オプション込みで700万〜1000万円前後
注文の際は、ベース車両のグレード選択や構造変更・車検対応の確認も必須です。
田村淳の今までのキャンピングカーは?(仕様&価格付き)
田村さんのキャンピングカー遍歴は計7台。以下はその一覧と仕様・価格のまとめです:
- スズキ「エブリイ」3台(DIY改造)
– ベース:スズキ・エブリイ - 用途:初期の改造キャンパー - 特徴:ルーフテントや後部装備を自作
出典元:https://www.suzuki.co.jp/car/every/detail/ - エブリイ・リトルD.ヘーゼルエディション(自身プロデュース) - ベース:スズキ・エブリイバン - サイズ:軽自動車規格(全長3,395mm) - 特徴:DAMDリトルDキット+ナッツRVポップアップルーフ - 価格:カスタム込みで200万~300万円前後
出典元:https://car.watch.impress.co.jp/docs/event_repo/tokyoautosalon2023/1469483.html - ナッツRV「ボーダーバンクス」(ファミリー向け大型モデル) - ベース:トヨタ・コースター - サイズ:全長6,255×幅2,230×高さ3,020mm - 定員:乗車6~7名/就寝最大6名 - 価格:約1,714万~1,802万円(税込)
出典元:https://nutsrv.co.jp/lineup/border/ - FIAT「デュカト」ベースの「ZEGNIA」(6台目) - ベース:FIAT デュカト L3H2(2.2Lディーゼル/9速AT) - サイズ:全長5,995×幅2,050×高さ2,525mm - 定員:乗車4~7名/就寝2~5名 - 価格:1,375万~1,450万円(税込)
出典元:https://toyokeizai.net/articles/photo/856560?pn=5 - トヨタ「ハイエース」ベースのHEZELカスタム車(ソロ用・7台目) - ベース:トヨタ・ハイエース - サイズ:全長5,300~5,900mm(仕様による) - 特徴:HEZEL(外装)+インテリア村上(内装)/ウッド調/作業台付き - 価格:700万~1,000万円前後
出典元:@atsushiTSK
現在はZEGNIAをファミリー用、「ハイエース」ベースのHEZELカスタム車をソロ用の2台を所有しているようです。
キャンピングカーのキャンプ場以外は使えるの?
田村さんはキャンプ場以外の車中泊スポットとして「RVパーク」の重要性も強調しています。RVパークは電源やトイレを完備した有料の駐車場型施設で、現在全国で700カ所まで拡大中。
出典元:https://www.jrva.com/activity/rvpark/
また、能登半島地震では日本RV協会が60台以上のキャンピングカーを支援活動用に派遣。田村さんも現地で活用法の可能性を模索しました。非常時の移動式住居としても注目されています。
田村さんは「将来はEV+太陽光のフル自立型キャンピングカーで生活したい」とも語っており、ライフスタイルとしての活用を本格的に視野に入れています。
田村淳が語るキャンピングカーの魅力とは?(ソログルキャンという提案)
田村淳さんが繰り返し語っているキャンピングカーの魅力は、その“自由さ”と“自分だけの空間”を持てること。ホテルの予約やチェックイン時間に縛られず、思い立ったらすぐ出発できる。移動・寝泊まり・食事が一台で完結するライフスタイルは、都会の喧騒から一歩離れてリラックスした時間を過ごしたいという願いを叶えてくれます。
また、近年ではペットや子連れ旅行との相性も抜群で、プライバシーが保たれた空間で誰にも気兼ねせずに過ごせるのも大きなポイント。さらに、災害時や非常時には「移動できる避難所」としてもその真価を発揮します。
さらに田村淳さんは、「ソログルキャン」という新しいキャンプスタイルも提案しています。これは、ソロキャンパー同士が同じキャンプサイトに集まりながらも、それぞれが自分のペースで自由に過ごすスタイルです。
出典元:https://marri-marri.jp/gentry/midoritotaiyounooka/
2024年11月、田村さんは自身のオンラインサロンメンバーと共に千葉県の成田ゆめ牧場でソログルキャンを実践。その様子をYouTubeチャンネル「田村淳のアッシュch」にて公開しています。動画では、カスタム軽キャンパーを駐車して一人で準備を進める様子や、昼からお酒を片手にアヒージョやじゃがバターなどの「ヤバ旨」キャンプ飯を堪能する姿が印象的です。
出典元:https://hinata.me/article/719724558619870323
また、隣のキャンパーが分けてくれた料理に「うまっ!」と驚いたり、特製シソ肉巻きおにぎりをジャンケン大会で振る舞ったりと、ゆるやかな交流も楽しんでいました。田村さんは「集まりたいときだけ集まって、離れたいときは離れるのが心地いい」と語り、現代人の距離感やライフスタイルに合った新しいキャンプのあり方を提案しています。
このように、趣味やライフスタイルの一環としてキャンピングカーを活用する人が増えている今、「キャンピングカー=贅沢品」という固定概念は、確実に変わり始めています。
田村淳さんが語るキャンピングカーの魅力を知れば知るほど、「あぁ、私も欲しい…!」という気持ちが膨らんできます。
時間や場所に縛られず、思い立ったら旅に出られる自由さ。車内が“自分だけの空間”になり、誰にも気を使わずにくつろげる安心感。そして、移動手段・寝床・キッチンがすべて一体になっているという利便性の高さは、まさに現代の理想の旅スタイル。
特に印象的だったのは、「ソログルキャン」という新しいキャンプのスタイル。周囲とのほどよい距離感を保ちつつ、自分の世界に没頭できるなんて、本当に今の時代にぴったりだと感じました。
まとめ
田村淳さんが歩んできたキャンピングカー遍歴は、単なる趣味の域を超え、ライフスタイルそのものを体現する“哲学”へと進化しています。最新のハイエースベースのカスタム車は、ソロキャンプに特化した設計で、彼のこだわりと実用性が詰まった一台。歴代の愛車と比較しても、その進化と目的の明確さが際立っています。
また、「ソログルキャン」という新しいキャンプスタイルの提案や、災害時の活用、EV+太陽光による自立型生活への展望など、キャンピングカーを通じて社会や未来への視点も発信。田村さんの発信は、キャンピングカー=贅沢品という固定観念を覆し、多くの人に“自由な暮らし”の可能性を示してくれています。
これからの田村淳さんの“移動する人生”にも、ますます注目が集まりそうです。