俳優・玉木宏が「監督」としての才能を発揮し、ブラジリアン柔術に夢中になり、さらには家族との時間を大切にする――そんな現在の姿に、多くの人が驚かされている。「イケメン俳優」の枠を飛び出し、表現者として、そして一人の人間として深みを増している彼の“今”を掘り下げる。
玉木宏(たまき・ひろし)プロフィール
出典元:https://www.tamakihiroshi.com/profile
項目 | 詳細 |
---|---|
本名 | 玉木 宏(たまき ひろし) |
生年月日 | 1980年1月14日 |
年齢 | 45歳(2025年現在) |
出身地 | 愛知県名古屋市 |
身長 | 180cm |
血液型 | A型 |
職業 | 俳優、声優、ナレーター、映像監督、写真家 |
所属事務所 | アオイコーポレーション |
デビュー | 1998年、テレビ朝日系ドラマ『せつない』 |
代表作(ドラマ) | 『のだめカンタービレ』『あさが来た』『功名が辻』『桜の塔』『極主夫道』など |
代表作(映画) | 『ウォーターボーイズ』『真夏のオリオン』『キングダム』『沈黙の艦隊』『ゴールデンカムイ』など |
配偶者 | 木南晴夏(女優)※2018年結婚 |
子ども | 1人(2020年に第1子誕生を公表) |
趣味・特技 | ブラジリアン柔術(世界大会出場経験あり)、カメラ、釣り、登山、ボクシング、料理、キャンプ、船舶免許保有 |
最近の活動 | WOWOWドラマ『ゴールデンカムイ』出演、MV『GENKI DESUKA?』監督、『極主夫道 ザ・シネマ』主演など |
玉木宏が監督した最新作まとめ!MVやアニメ出演まで網羅
ショートフィルム『COUNT 100』で描いた“リングの人生”
2023年、玉木宏はショートフィルム『COUNT 100』(WOWOW)で初の映画監督デビューを果たしました。ボクシングをテーマにしたこの作品では、プロボクサーとして人生の終わりを見据える男の姿を通して、「誰かに代えられる恐怖」に挑んでいます。
「今いる場所でやれることを精一杯やるのが、いかに大切かということを込めたかった」
(引用元:週刊文春)
この作品は、演技者としての玉木とはまた違う“目線”を持ったクリエイターとしての才能を垣間見せる内容に仕上がっています。
MV「Wall flower」やケツメイシとのコラボも話題
さらに、2023年にはTransistory ProjectのMV「Wall flower」を監督。若手俳優・山下幸輝とモデル・松木育未を起用し、「恋のすれ違い」を描いた映像美が反響を呼びました。
そして2024年にはケツメイシの楽曲「GENKI DESUKA?」のMVも演出。大阪を舞台に“元気と絆”をテーマにしたヒューマンドラマは、万博を控える地域に向けた前向きなメッセージが込められています。
妻・木南晴夏との馴れ初めエピソードにほっこり!結婚7年の歩み
🎬 友達期間8年から恋人へ…まるで映画のような展開
玉木宏さんと木南晴夏さんの出会いは2010年頃。共通の知人を介して知り合い、長らく“友人関係”として穏やかな距離を保っていました。
芸能界では珍しいほど長期の友人期間を経たカップルであり、その関係性の変化は多くのファンの心をつかみました。
そして大きな転機となったのが、2017年放送のドラマ『山崎豊子ドラマスペシャル 女の勲章』での共演。
撮影現場で再会したふたりは、急速に距離を縮め、そのまま恋人関係に発展していったのです。
💍 結婚の決め手は“母親のひと言”だった?
共演から約1年後、2018年6月26日にふたりは入籍を発表。
「交際期間は1年」と短めに見えるかもしれませんが、実際には8年間の友人関係という土台があったことで、深く理解し合っていたことが結婚の決め手だったようです。
また、玉木さんは母親想いで知られており、「母親のお眼鏡にかなったこと」が最終的な背中押しになったとも言われています。
実際に、玉木さんの母や妹とは結婚後も一緒に暮らしており、木南さんもその家族の一員として良好な関係を築いているそうです。
🌏 思い出の地・ニュージーランドでの結婚式
ふたりが挙式を挙げたのは、2019年1月。場所はニュージーランド。
これはただの観光地ではなく、玉木さんが初主演を務めたドラマ『氷壁』の撮影地でもある“思い出の場所”。
そこに親しい友人や家族だけを招き、静かに、でも温かく、人生の新たな一歩を踏み出しました。
🏡 豪邸で始まる、家族みんなとの新生活
新生活の舞台となったのは、東京都目黒区の2億円とも噂される豪邸。
そこには、木南さんと玉木さんだけでなく、玉木さんの母と妹も一緒に暮らす“大所帯”の家庭があります。
家族のつながりを何より大切にする玉木宏さんらしい選択であり、彼の“人柄”を物語るエピソードのひとつでもあります。
俳優だけじゃない!玉木宏のマルチな才能と現在の仕事とは?
映像監督・写真家としての顔
玉木宏は今や「俳優」の枠を超え、映像監督・写真家・声優などマルチな活動を展開しています。Instagramや雑誌の連載などでは、自ら撮影した作品も披露。撮影から編集まで手掛けるプロフェッショナルな一面が話題です。
「俳優は何でも屋。“なんでも興味を持つ”ことが、芝居のリアリティに繋がる」
(引用元:LEONインタビュー)
「芸能界に向いていない」と語る本音
意外なことに、玉木自身は芸能界を「向いていない」と語っています。その背景には、演じるという仕事の“正解のなさ”や“更新し続けなければならない”厳しさへの葛藤があるようです。
「24年間やってきても、合ってると思う瞬間はほとんどない」
(引用元:LEON)
それでも現場に立ち続けるのは、“やる価値があるから”。この矛盾が、彼のプロフェッショナル精神を支えているのかもしれません。
若すぎる45歳!? 玉木宏の見た目の変化を時系列でチェック!
『ウォーターボーイズ』時代からの変化
出典元:https://ameblo.jp/pico-baby-q16/entry-12843327850.html
2001年の映画『ウォーターボーイズ』では、細身で爽やかな青年役を演じていた玉木宏さん。
2020年代に入ってからは、大河ドラマや社会派ドラマで「重厚感ある男の役柄」が増え、表情や佇まいもぐっと“深み”が増しました。
そして2024年公開の『極主夫道 ザ・シネマ』では、驚異の肉体美を披露。年齢をまったく感じさせないどころか、「過去イチで仕上がってる」とSNSでも大反響でした。
出典元:https://bluesweb.org/tamakihiroshi-kinniku
体脂肪率4.7%!徹底的に追い込んだトレーニングとは
この作品のため、玉木さんは体脂肪率4.7%まで絞り込むボディメイクを敢行。
なんと撮影前は、以下のような生活を送っていたそうです。
-
朝4時起床、有酸素運動
-
仕事後にジムで筋トレ
-
鶏むね肉1日1kg(プロテインは使わず)
-
野菜は味付けなし、茹でたまま
-
カーボローディングでお餅1.2kg/日 ×3日
-
ウォーターローディングで水を6L→減らしていく
「20代の頃と同じことをやっていても体は変わらない。その時々で方法を変えていくことが必要」
(引用元:Tarzan Web)
年齢による代謝の変化を受け入れながら、正しく科学的に“今の自分”に合った方法で肉体を仕上げていく。このストイックさが、45歳でこの若々しさを保つ最大の秘訣なのかもしれません。
玉木宏が夢中な趣味「ブラジリアン柔術」とは?なぜ今ハマるのか
始めた理由は「家族を守りたい」
出典元:@smn_c6c
玉木宏さんが柔術にハマっているのは、単なるフィットネスや趣味の一環ではありません。
彼にとって柔術は、“人生を整える手段”であり、“家族を守る護身術”でもあるのです。
「柔術は攻撃する格闘技ではなく、護身術。いざというときに家族を守れる強さがほしかった」
(引用元:Tarzan Web)
以前はボクシングをしていたものの、年齢的なハードさや攻撃性に疑問を感じ、柔術へとシフト。
柔術はテコの原理を使うため、体力よりも“頭脳”と“技術”が求められ、60代でも現役で戦える競技です。
週6回通うほどハマった魅力
多忙な中でも、玉木さんは時間を見つけては週に6〜7回道場に通うほどの熱中ぶり。
柔術の動きは常に進化していて、毎回新しい発見があるから飽きないのだそう。
「同じ時期に始めた仲間に負けたくない気持ちもある。だから練習を続けられる」
(引用元:Tarzan Web)
実際、『極主夫道』では玉木さん自らの提案で、柔術の技術をアクションに取り入れた演出も加わっています。
役柄の“龍”が柔術経験者とは設定されていないため、あえて「動きに荒さを残す」というリアリティ重視の工夫もされたそうです。
私自身も「古流剣術」に取り組んでいますが、稽古に行けば行っただけ、新しい発見があるという点で、玉木さんの柔術への没頭に深く共感します。
学びが尽きず、飽きない。
世間の声・SNSの反応まとめ
「情熱大陸」出演時のSNSでは、「45歳であのビジュアルは反則」「カッコ良すぎて家事止まった」など驚きの声が殺到。
「マジで男前」「あんな色気ある45歳おらん」「柔術で整ってる感がすごい」
また、「監督もできるとか何者?」「家庭も仕事も全力で尊敬しかない」など、**“全方位イケメン”**として称賛の嵐となっています。
柔術で鍛えられたスタイルや、監督業にも挑戦する多才さ、さらには家庭も大切にする姿勢まで…まさに「完璧すぎる」と感じる人が多いのも納得です。
まとめ
俳優・玉木宏さんの今を追ってみると、単なる“イケメン俳優”という枠には収まらない、深く、実直で、多面的な人物像が見えてきました。
俳優業だけでなく、映像監督としての活動、家族を大切にする家庭人としての一面、そして柔術や登山・釣り・写真といった多彩な趣味を通じて人生を全力で楽しむ姿。
そのすべてが、「かっこいい大人」として、多くの人に刺激を与えているのは間違いありません。
また、45歳にして体脂肪率4.7%を実現し、ブラジリアン柔術の世界大会も視野に入れるほどの本気ぶりは、年齢にとらわれず挑戦し続けることの大切さを私たちに教えてくれます。
今の自分を変えたいと思ったとき、まずは“やってみる”という姿勢こそが、人生を豊かにしてくれるのかもしれません。