SKE48の現リーダー・相川暖花(あいかわ ほのか)さん。
2025年春、彼女の握手会で“ファンがたった1人しか来なかった”というショッキングなエピソードがSNSで大バズりし、全国的な注目を集めました。
その後もテレビ出演やTikTok動画が次々と拡散され、SKE48の中でも異色の存在感を放つ彼女ですが、実は「リーダー就任 → 握手会ファン1人事件」という順番で出来事が起きています。
「人気がないアイドル」と揶揄された彼女が、なぜSKE48を率いるリーダーに選ばれ、そして“ファン1人”という逆境すら武器に変えることができたのか。ここではその背景と魅力を掘り下げていきます。
相川暖花(あいかわ ほのか)プロフィール
出典元:https://ske48.co.jp/feature/aikawa_honoka
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名前:相川 暖花(あいかわ ほのか)
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ニックネーム:ほのの
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生年月日:2003年10月22日(21歳 ※2025年現在)
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出身地:愛知県
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血液型:B型
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身長:152cm
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所属グループ:SKE48(チームSリーダー)
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加入期:SKE48 7期生(2015年3月加入、当時11歳)
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所属事務所:ゼスト
経歴
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2015年:SKE48 7期生として加入(当時史上最年少の11歳)。
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2016年:チームEへ昇格。
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2024年:チームE副リーダーに就任。
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2025年:SKE48チームSリーダーに就任。
同期には小畑優奈さん、後藤楽々さん、末永桜花さんなど、グループを代表するメンバーが多くいます。
キャラクター・性格
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さらけ出し女王:スッピンや失敗談も隠さずSNSに投稿。
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自然体すぎるアイドル:緊張するとラーメン二郎を食べに行く、握手会でファンを「オタク」と呼ぶなど独特のキャラ。
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人望の厚さ:敵意がなく誰とでも仲良くでき、リーダーに抜擢。
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ムードメーカー:グループのMCやトークで場を和ませる存在。
趣味・特技
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趣味:美味しいものを食べること、喋ること、サッカー観戦(Jリーグ観戦)
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特技:ピアノ、即興ダンス
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好きなもの:ラーメン(二郎系)、みかん
SNSで話題になった「ファン1人」の実際の様子
SNSで話題になった「ファン1人」の実際の様子
2025年4月12日、幕張メッセで行われたSKE48の34thシングル『Tick tack zack』握手会。
総来場者はおよそ5000人という大盛況の中、事件は起きました。
開始10分が経っても、相川暖花さんのレーンには誰一人ファンが現れません。他のメンバーの前には行列ができているのに、自分のレーンだけが無人。リーダーという立場でありながら、孤独な時間を過ごした相川さんは、マネージャーに「クビにならないですか?」と涙目で相談したといいます。
出典元:https://x.com/honoka_ske48/status/1910993643890245952
そこに現れたのが、宮城から駆けつけた熱心なファン「しぶちゃん」でした。彼は握手券つきCDを60枚以上購入し、40分間の握手会を無限ループ。相川さんを一人にさせまいと立ち回り、その光景が彼女のXで《本日の握手会、ヲタク約1名。》と投稿されると、一気に大拡散されました。
その写真には、満面の笑顔でペンライトを振るしぶちゃんの姿。
「その1人を大事にしなさい!」
「めちゃくちゃいい笑顔!」
といったコメントが寄せられ、最終的に6000万インプレッションを超える“奇跡の投稿”となりました。
なぜ握手会に人が来なかったのか?
実は「完全にファンがゼロ」というわけではありません。以前は100人以上いた固定ファンが徐々に減っていったものの、実は、相川さんには10人前後の固定ファンがついていました。
ところが、相川さんが大好きなJリーグ観戦をファンに勧めた結果、ファンの多くもサッカー観戦に夢中に。握手会の日程と試合が重なると、ファンがごっそりスタジアムへ行ってしまい、会場に残ったのは“約1名”だったのです。
それでも、ただ一人残っていたしぶちゃんとの交流は、かえって「アイドルとファンの理想形」と注目されることに。苦境すらも笑いに変える力が、相川さんの真骨頂といえるでしょう。
一見「不人気」に見える状況も、実はファンとの強い絆が別の形で現れた結果だったと言えるでしょう。
「やらかし」エピソードと“スカート爆発事件”
相川さんが『激レアさん』で語ったのが“スカート爆発事件”。
出典元:https://x.com/honoka_ske48/status/1962535897032720762
食べたいときに食べ、寝たいときに寝るという生活で1年で体重が10キロ増加。その結果、ライブ中にスカートのホックが弾け、衣装が落下するという前代未聞のハプニングが発生しました。
「履いてるとはいえ、おっぴろげにしていいものではないので…」
と本人も苦笑交じりに振り返ります。こうした“さらけ出し女王”キャラが逆にファンの心を掴み、「親近感のあるアイドル」として独自のポジションを確立しました。
緊張するとラーメン二郎?自然体すぎるアイドル
相川さんのユニークな一面として知られるのが、「緊張するとラーメン二郎に行きたくなる」という癖。実際にイベント前に二郎を食べてしまい、握手会に“ニンニク臭”で臨むこともあったそうです。
普通のアイドルなら隠すであろう部分も堂々とSNSで公開し、遅刻した際もファンに報告。ファンを“オタク”と呼ぶ独特の距離感も含め、相川さんの「素直さ」と「人間味」が逆に支持を集めています。
さらけ出しアイドルの本領発揮
相川暖花さんが特異な存在感を放つ理由は、「隠さないアイドル」であることにあります。
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ライブ開始15秒で衣装のスカートのホックが弾け飛んだ“スカート爆発事件”
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ラーメン二郎にハマりすぎて「ニンニク臭い」とファンに突っ込まれた話
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メイク前後のビフォーアフター写真を堂々と公開
こうした「やらかし」を隠さず、むしろ笑いに変えてSNSで発信してきました。その自然体の姿勢にこそ、ファンは惹かれているのです。
Tiktokの相川暖花さんの「ファン1人の時ではない握手会動画」ではこんな声が寄せられています。
@aikawa_honoka
「顔めちゃくちゃ可愛いのに、スッピンボサボサから見せてくれるの最高」
「いろんなメンバーと絡んで、その子のいいところも紹介してるの素敵すぎる」
「ご飯モリモリ食べてオタクとの交流も“楽しい楽しい”って言ってるのあまりにも良い」
「さらけ出す勇気」が、結果的に信頼感と共感を呼び、バズの連鎖につながっているといえるでしょう。
画面越しにも伝わってくるのは、彼女がメンバーたちから本当に慕われていて、仲の良さが自然ににじみ出ていること。誰かに囲まれている時の安心感や、信頼関係の温かさが感じられて、見ているこちらまでほっこりしました。
さらに、食事シーンでは、暖花さんがもりもりと美味しそうに食べている姿が印象的で、なんだか幸せな気分に。飾らない素直な姿に、ますます親近感が湧いてきます。
リーダーに選ばれた理由は“人望”と“敵意のなさ”
こうした“やらかし”エピソードがありながらも、相川さんは2025年にSKE48チームSのリーダーに就任しました。
その理由は、大きく3つあります。
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人望の厚さ
敵意がなく、メンバーの誰とでも分け隔てなく接する姿勢が信頼を集めました。 -
グループに必要な存在
MCでは常に場を和ませ、緊張する後輩を笑わせる。いわば「SKEの空気を整える人」。 -
苦労人としての経験
研究生時代から握手会の売上げに悩み、同期が次々と活躍する中で埋もれ続けてきた。その苦しみを知っているからこそ、後輩の痛みにも寄り添える。
ファン人気よりも、**「仲間からの信頼」**が重視された結果、2025年にチームSのリーダーを任されることになったのです。
まとめ
相川暖花さんは「握手会でファン1人」という逆境を経験しつつ、それをSNSで笑い飛ばし、逆に大きなバズにつなげました。
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握手会が空席になったのは、Jリーグ日程とかぶった“特殊事情”もあった
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“スカート爆発事件”や“二郎ラーメン”などのさらけ出しキャラで親近感を獲得
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自然体で敵意のない人柄が評価され、SKE48のリーダーに抜擢
一見マイナスに見える出来事を「笑い」と「絆」に変えてきた相川さん。これからも“さらけ出し女王”として、アイドルの新しい可能性を示していくのかもしれません。