ドラマや映画で「この人、どこかで見たことある!」と思わず口にする俳優の一ノ瀬ワタルさん。彼の独特な存在感と多彩な演技力は、多くの視聴者の心を掴んでいます。最近ではTBSドラマ「対岸の家事」で多部未華子さんとの共演が話題となり、彼の存在にさらに注目が集まっています。「いい味を出している!」との声も多く、ドラマに欠かせない存在感を放っています。
では、一ノ瀬ワタルさんがここまで多くの人に愛される理由は一体何なのでしょうか?彼の魅力に迫るべく、今回はその経歴・演技力・性格という3つのポイントに焦点を当てて、わかりやすくご紹介します!
一ノ瀬ワタルのプロフィールとこれまでの歩みとは
引用元:https://hochi.news/articles/20230721-OHT1T51250.html
身長: 178 cm
職業: 俳優
事務所: ENDO MANAGEMENT OFFICE
本名: 一ノ瀬 亘(いちのせ わたる)
格闘家を目指し中学卒業後に上京。仕事と格闘技の両立に励み、沖縄の真樹ジムオキナワで内弟子になる。その後単身タイに渡り、ムエタイのジムで2年間修業。帰国後、ジム館長の紹介で三池崇史監督と知り合い、映画『クローズZERO II』に出演、
格闘技引退後に俳優を目指し、2010年代から本格的にドラマや映画に出演。最初は**“いかつい人役”**が多かったものの、そのリアルな演技力が業界で注目され、徐々に幅広い役どころを任されるように。
主な出演作(一部抜粋)
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映画『HiGH&LOW』シリーズ(スモーキーの仲間・家村役)
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映画『キングダム』タジフ役
- 映画『宮本から君へ』真淵拓馬役(2019年)
- 『サンクチュアリ -聖域-』猿桜(小瀬清)役(Netflix2023年)
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ドラマ『インフォーマ』殺し屋・森田(キム)役(ABEMA 2024年)
どれも「ただの脇役」で終わらない存在感。自然体なのに目を引く…そんなところが、一ノ瀬さんならではの魅力ですね。
クセになる存在感!キャスティングされ続ける理由
一ノ瀬さんが多くの作品に引っ張りだこな理由。それは「クセになる存在感」にあります。
たとえば、見た目はごつい。でも演じる役は繊細だったり、家族思いだったり。
このギャップがたまらないんです!
演技の中にリアリティがあるのは、格闘家時代の経験から来る**“体で語る演技”**ができるからこそ。セリフだけじゃなく、立ち姿や目線の動きにも説得力があります。
また、現場での評判も上々。共演者や監督からは「不器用なんですよ。媚(こ)びらないし。かわいがられる、愛情を持たれるという。“硬派な人た
らし”」といった声も。見た目とのギャップで、より印象に残るようです。
一ノ瀬ワタルの性格ってどんな人?エピソードから見える素顔
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles
最近放送された『人生最高レストラン』では、ドラマで共演している多部未華子さんのことを「綺麗すぎてドキドキする…」と、お姉さんに電話で報告したエピソードが紹介されました。
この話だけでも、なんだかピュアで可愛らしい一面 が伝わってきますよね。
他にも、一ノ瀬さんはよく「人に優しくて、裏表がない」と言われます。
現場ではスタッフ一人ひとりにも丁寧に接し、物腰が柔らかく「みんなに愛されるタイプ」と評されることもしばしば。
格闘家からの役者へ
格闘家時代、「対戦相手に会った時に、めちゃくちゃいい人やったんですよね。確かその試合勝って。そしたら対戦相手が泣いてたんですよ」と、なぜか勝利の喜びよりも「罪悪感が勝ったんすよね」と振り返った。「誰も幸せになってないんですよ。会場とか、俺が勝っても」と、それから少しずつ違和感を覚え始めたという一ノ瀬。“これが本当にやりたいことなのか”自問自答の毎日だったという
「映画で悪役やるとみんな喜んでくれるじゃないですか。俺が悪く見えて主役を立てることができれば。ひとつの良いものが生まれるんですよ」と役者への思いを語り、さらに「誰かを踏み台とかではなく。みんなが幸せになれるんすよ。もし本当に俺が役者として生きていけるのなら、俺はそっちの道かもしれない」と力強く語った。闘いの舞台をリングからスクリーンに変えた。
引用元:https://www.entax.news/post/202407081200.htmlから一部抜粋
・私も1対1のスポーツで、対戦相手が試合後に涙を流しているのを見ると、勝利の喜びよりも罪悪感を強く感じることがあります。本来なら楽しいはずの試合が、どこかモヤモヤした気持ちになり、心から楽しめなくなってしまうことがありました。また、チームスポーツでも、勝ち負けという二極的な結果に違和感を覚えることが多く、それが自分にとってしっくりこない要因でした。
だからこそ、現在は古武術を学び、ひたすら技術を磨くことに楽しさを見出しています。勝敗に縛られることなく純粋に技術や自身の成長に集中できるため、とても充実した時間を過ごせています。
引用元:https://www.cinemacafe.net/article/2024/11/15/95264.html
ちなみに、現時点では結婚しておらず独身。恋愛についてはあまり多くを語らないものの、「家庭的な人が好き」という過去の発言もあり、今後のプライベートにも注目です!
まとめ 一ノ瀬ワタルが愛される理由とは?
一ノ瀬ワタルさんは、格闘技から俳優へと転身し、そのリアルな演技力と自然体の存在感で多くの人を惹きつけています。彼の背景には、格闘家時代の経験や、リング上で感じた葛藤があり、それが役者としての厚みや深みを形作っています。また、スクリーン外でも人柄の良さや誠実さが際立ち、共演者やスタッフから愛される存在であることが伺えます。
一見ワイルドな見た目と、繊細で温かな内面というギャップが、観客を惹きつける大きな要因の一つです。その演技には、単なる台詞のやり取りを超えた身体性があり、彼が演じるキャラクターには常にリアリティがあります。そして、「みんなが幸せになるものを作りたい」と語る姿勢は、彼の俳優としての信念を物語っています。
これからも、見た目はちょっとコワモテ。でも話すとめちゃくちゃ優しい。そんな“ギャップ”をもつ一ノ瀬さんは、今後さらに多くの作品で輝くことでしょう。