乃木坂46を卒業し、いま本格的に“女優”として走り出している山下美月さん。
そんな彼女がこの夏、なんと「船舶免許1級」を取得したというニュースが話題になっています。
しかも理由は「役作りのため」。
「私、まだ車の免許も取ってなくて…逆になっちゃって」と笑いながら語ったエピソードが、
ファンの間でも「ストイックすぎる!」と注目を集めています。
では、山下美月さんがどんな役のために免許を取り、
その裏にはどんな“女優としての覚悟”があったのでしょうか?
山下美月のプロフィール
出典元:https://natalie.mu/eiga/artist/108275
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 山下 美月(やました みづき) |
生年月日 | 1999年7月26日(26歳・2025年現在) |
出身地 | 東京都 |
身長 | 160cm |
血液型 | O型 |
所属事務所 | 乃木坂46合同会社(2024年卒業後も引き続き所属) |
趣味・特技 | ピラティス、映画鑑賞、料理、英語の勉強 |
デビュー | 2016年、乃木坂46の3期生として活動開始 |
主な出演作 | |
・ドラマ『電影少女 -VIDEO GIRL MAI 2019-』(主演) | |
・ドラマ『じゃない方の彼女』 | |
・ドラマ『Eye Love You』(主演) | |
・映画『舞妓さんちのまかないさん』 | |
・映画『火喰鳥を、喰う』 | |
・ドラマ『新東京水上警察』(2025年10月スタート) |
乃木坂46の中心メンバーとして活動しながら、モデルや女優としても才能を発揮してきた山下美月さん。
グループ卒業後は、女優としての活動に本格的に力を入れており、
その自然体で繊細な演技力には業界内からも高い評価が集まっています。
「新東京水上警察」で演じる警察官役のために取得
2025年10月5日放送のフジテレビ「かのサンド」で、山下美月さんは自身が出演するドラマ「新東京水上警察」の役作りのために“1級船舶免許”を取得したと明かしました。
出典元:https://x.com/4mvwSWfvaWaMtiN/status/1974650927698395390
「今回、水上警察の話で、船舶免許を取りまして。船舶免許1級を取って、ずっと船を運転させてもらってました」
引用元:フジテレビ「かのサンド」(2025年10月5日放送)スポニチアネックス
ドラマの中で山下さんが演じるのは、水上をパトロールする警察官。リアリティのある演技を追求するため、実際に免許を取得して撮影に臨むという本気の姿勢を見せています。
番組内では「でも私まだ車の免許も取ってなくて…」という発言も。
共演者のサンドウィッチマンや狩野英孝も驚く中、山下さんは「逆になっちゃって」と苦笑い。ネット上では「本気すぎてすごい」「船から先に取る女優、カッコいい!」と称賛の声が相次ぎました。
ドラマ「新東京水上警察」とは?山下美月が挑む新たなヒロイン像
水上を舞台にした刑事ドラマ、10月7日スタート
出典元:https://eiga.com/news/20250826/1/
フジテレビ系ドラマ「新東京水上警察」は、東京湾を舞台にした水上警察官たちの活躍を描く新作ドラマ。10月7日から放送スタート予定で、サスペンスと人間ドラマが交錯する骨太な作品として期待が集まっています。
山下美月が演じるのは“現場主義”の熱血警察官
山下さんが演じるのは、水難救助や事件捜査に奮闘する若手女性警察官。撮影では実際に船を操縦するシーンもあり、彼女自身が免許を取得したことで、映像のリアリティが格段に増したといいます。制作スタッフも「役に対する真摯な姿勢に驚かされた」とコメント。女優としての信頼をさらに高めました。
1級船舶免許とはどんな資格?取得の難易度とできることを解説
1級と2級の違いは「航行距離」
船舶免許には1級と2級があり、2級は「海岸から約9km(5海里)」までしか航行できません。
一方で1級船舶免許は、外洋航行が可能。つまり、伊豆大島や海外の近海まで自分で操船できるレベルなのです。
取得難易度は?学科・実技・費用の目安
1級船舶免許は学科試験と実技試験の両方をクリアする必要があり、合格率は約70〜80%といわれています。
費用の目安はおよそ 10〜15万円。教習所に通う場合でも2〜3日で取得可能ですが、海図の読み取りなど専門知識が求められるため、難易度は高めです。
山下美月の努力が光る“現場主義”の姿勢
忙しいドラマ撮影の合間に勉強と実技練習をこなした山下さん。
「本物の免許を持って操縦する女優」というのは珍しく、そのプロ意識の高さがファンや共演者からも称賛されています。
女優が役作りで免許を取るのは珍しい?他の俳優の“本気の役作り”例
資格や特技を本気で身につけた俳優たち
• 宮崎あおいさんは、TBSドラマ『あにいもうと』で大型トラック運転手の役を演じるため、大型自動車免許を取得。教習所に通い、13t積載のトラックを実際に運転しました。
• 横浜流星さんは映画『春に散る』でプロボクサー役を演じた後、日本ボクシングコミッションのC級ライセンスを取得。撮影後にプロテストを受けて合格しています。
芸能界でも評価が高まる「実力派女優」への階段
単なる話題作りではなく、作品に真剣に向き合う姿勢が視聴者にも伝わり、「努力の人」「プロ意識がすごい」といった評価がSNS上でも広がっています。
乃木坂卒業後の山下美月が見せる“本格女優”への転換点
山下美月の「リアルな演技」へのこだわり
出典元:https://mdpr.jp/interview/detail/3531977
乃木坂46時代から「完璧主義」「ストイック」と言われてきた山下美月さん。
でも今回の免許取得には、それ以上の「女優としてのリアリティ追求」が見えます。
日常を丁寧に生きることが演技の土台
• 「お芝居は日常の延長にあるもの」と考え、満員電車に乗って通勤の感覚を体感したり、スーパーで季節の野菜を選ぶ時間を大切にするなど、日常の積み重ねを演技に活かしています。
• 「髪が崩れる」「汗で服がよれる」といった細かな感覚が、リアリティにつながると語っています。
物理的な変化で役に近づく
• ドラマ『殺した夫が帰ってきました』では、唇にリップを塗らずに3日間荒れさせる、爪を雑に切るなど、外見の細部から役作りを始めたそうです。
• 撮影期間が短くても、すぐにできる方法でリアルさを追求する姿勢が印象的です。
この考え方こそが、彼女の女優としての強さ。
台本や監督の言葉だけに頼らず、“自分の身体で理解する”というスタイルなんですね。
水上でのシーンもCGではなく、実際に操縦しながら演じることで、
“自然な表情”“リアルな緊張感”が生まれる。
その積み重ねが、山下美月という女優を作っているんです。
乃木坂卒業後の山下美月、女優としての“新境地”
2024年5月に乃木坂46を卒業した山下美月さん。
当時のインタビューでは「これからはお芝居に集中したい」と語っていました。
卒業後はすぐにドラマ『Eye Love You』(TBS系)で主演を務め、
さらに映画『火喰鳥を、喰う』では大胆な演技にも挑戦。
そして今回の『新東京水上警察』では、体当たりの役作りで“実力派女優”としての評価を確立しつつあります。
まとめ
山下美月さんが役作りのために「船舶免許1級」を取得したというニュースは、まさに彼女の女優魂を象徴する出来事でした。
車より先に船の免許を取るという意外性もさることながら、その努力と探究心は“本物の役者”へと成長している証。
視聴者としては、彼女がどんな演技でドラマを魅せてくれるのか、ますます楽しみですね。
努力を惜しまない人ほど、チャンスを掴む。山下美月さんの姿から、そんなシンプルな真実を感じます。