夜中の激痛とともに救急搬送された尾形あいさん。
一見ただの「背中の痛み」から始まったその症状の正体は、“胆石”でした。
芸人・パンサー尾形さんの妻としても知られる彼女が語るリアルな体験から、「胆石の怖さ」と「予防のために変えた食生活習慣」をまとめます。
いつも元気な人でも、ある日突然起きるかもしれない胆石。予防のヒントがここにあります。
尾形あいを襲った胆石の痛みとは
背中の鈍痛が、突然「呼吸もできない激痛」に
尾形あいさんは2023年、夜中に胸からみぞおちにかけて強烈な痛みと呼吸困難に襲われ、救急搬送されました。
「まるで終わりのない陣痛のような痛み」と表現したその苦しみ。
数ヶ月前から「背中の鈍い痛み」が定期的にあったものの、生理痛や腰痛と混同して気に留めていなかったそうです。
引用:
「夜中、胸からみぞおちにかけてものすごく嫌な痛みを感じて寝ていられなくなり、…のたうち回るほどの痛みが襲ってきました。」
(出典:CHANTO WEB)
https://news.yahoo.co.jp/articles/20240512
当初は心筋梗塞を疑われたほどの症状。CT検査などの結果、原因は胆石症と判明。
本人も忘れていた“人間ドックで見つかった小さな胆石”が、大きな痛みに変わっていたのです。
引用元:https://www.mitsubishi-hp.jp/disease/20190111.html
胆石症:胆のうや胆管に胆石(結石)ができることで、時に痛みや黄疸などの症状を引き起こす病気の総称です。
胆石予防のカギは食生活にあった
ラーメン・ポテチ・焼肉からの連続ハシゴが習慣化
実は尾形あいさん、過去には1人でご飯3合をぺろり、焼肉からラーメン屋へハシゴ、深夜のポテトチップスまでこなす大食漢だったそうです。
あいさんの食べっぷりは見ているだけで気持ちよく、自然と笑顔になれますね。そして、お母さんが楽しそうにしていることで、お子さんも嬉しそうにしており、家族の温かい雰囲気が伝わってきますが、これだけ食べれると影響がありそうですね。
胆石症の原因の多くは「高脂肪・高カロリー食の積み重ね」。
さらに彼女は早食いの癖もあったといい、これが胆石を作りやすい体質を後押ししていた可能性が高いと医師に言われたそうです。
医師に言われた“コレステロール由来胆石”の怖さ
胆石には主に2種類ありますが、日本人の多くは「コレステロール性胆石」。
高脂肪な食事や不規則な生活、ホルモンバランスの変化、肥満、早食いといった要素が複合的に絡み合ってできるとされます。
尾形さんの場合は、複数の胆石ができ、それが胆管に詰まって激痛を引き起こしていたとのこと。
「何でもない」と思っていた食習慣が、気づかぬうちにリスクを積み上げていたのです。
尾形あいが実践した食生活の改善とは
引用元:https://times.abema.tv/articles/-/10150606
1. 高脂肪メニューをやめた
退院後はまず「夜中のラーメン」「ポテチ」「焼肉ハシゴ」など、脂っこいものの連続摂取を完全ストップ。
医師から「胆のうを取ったことで消化能力が落ちている」とも言われ、脂質を抑えた食事に切り替えました。
ちなみに私の知人にも胆石を経験した方がいます。
その方は大の“マヨラー”で、何にでもマヨネーズをかけるのが習慣だったそうですが、
胆石が見つかってからはマヨネーズを一切使わなくなったと言っていました。
やはり日常の小さな脂質の積み重ねが、大きなリスクになることを実感したそうです。
2. 野菜中心+和食がメインに
現在の尾形さんの食生活は、和食と野菜中心の食事がベース。
「焼肉より煮物」「ハンバーガーより具だくさん味噌汁」というように、満足感のあるヘルシーご飯にシフトしています。
3. 食べるスピードをゆっくりに
早食いも胆石の一因。
尾形さんは「子どもと一緒にゆっくり食べるように意識している」と語っており、噛む回数を増やすことで満腹中枢を刺激し、食べすぎも防げるといいます。
世間の声「私も胆石経験者」「気をつけよう…」
尾形あいさんの胆石エピソードは、多くの人から共感と反響を呼んでいます。
SNSやブログのコメント欄には、同じく「痛みで救急搬送された」「見逃していた」と語る声が多く寄せられています。
「私も背中が痛かっただけで、市販薬で済ませていたら胆石でした」
「あいさんと同じく大食い&夜食好き…。明日は我が身と思った」
「心筋梗塞かと思ってパニックに。CTで胆石だった時の安心とショックのギャップがすごい」
身近な痛みの中にも、命に関わるサインが隠れていることに、改めて気づかされたという声も多いです。
胆石ではないですが尿管結石になった話—あの痛みはまさに地獄!
ある朝、目が覚めると「なんだかおなかが痛いな…」と違和感を覚え、最初は軽い痛みだったのですが、次第に激しくなり、「あ、これはヤバイやつだ!」と直感。原因はわからないけれど、とにかく病院に行かないと…!
車を走らせ病院へ向かったものの、痛みはどんどん増していき、運転中も信号を無視して突っ走りたい衝動に駆られるほど。それでもなんとか病院にたどり着き、待合室では耐えきれず、椅子にしがみつきながら床に座り込んで「ウーウー」とうめく始末。そんな様子を見かねた看護師さんが医師にすぐ診てもらうよう手配してくれました。
診察室に通されると、医師から「たぶん石だね。CT検査をしましょう」と言われ、その間も痛みは続き、座薬で痛みを抑えられると言われたものの、お尻を見せるのがどうしても恥ずかしく、七転八倒しながら拒否。医師や看護師に驚かれましたが、なんとか耐えました。
ところが、CT検査の途中で突然痛みがスッと消え、そのまま点滴を受けて終了。あの壮絶な苦しみは何だったのか…。とにかく、尿管結石の痛みは恐ろしいものだと実感した出来事でした。この経験をきっかけに、夜更かしや不規則な生活、暴飲暴食には気をつけるようになりました。胆石や結石予防のためにも、規則正しい生活と健康的な食習慣を心がけることの大切さを改めて感じています!
まとめ
パンサー尾形さんの妻・尾形あいさんの胆石エピソードは、
「ただの背中の痛み」がいかに重大な病気のサインになりうるかを教えてくれます。
特に、食生活の乱れと早食い習慣が胆石の引き金になっていたことは、忙しい現代人にとって他人事ではありません。
私自身も尿管結石の激痛を経験し、その恐ろしさを痛感しました。この経験を通じて、夜更かしや不規則な生活、暴飲暴食を見直すきっかけとなりました。胆石・結石予防のためには、規則正しい生活、バランスの取れた食事、適度な水分補給が欠かせません。
何気ない生活習慣が、知らぬ間に体へ負担をかけることがあります。「自分は大丈夫」と思わず、日々の食生活や生活習慣を見直すことが健康への第一歩ですね!