2022年の紅白歌合戦を最後に純烈を卒業した小田井涼平さん。
俳優・モデル・歌手とマルチに活躍してきた彼が、なぜ純烈を去り、そして今どんな日々を過ごしているのか――。
彼の人生をたどると、意外な原点と、LiLiCoさんとの温かい夫婦関係、そして新しい挑戦が見えてきます。
小田井涼平(おだい りょうへい)プロフィール
出典元:https://www.news-postseven.com/archives/20230508_
項目 | 内容 |
---|---|
本名 | 小田井 涼平(おだい りょうへい) |
生年月日 | 1971年2月23日 |
年齢 | 54歳(2025年現在) |
出身地 | 大阪府大阪市(育ちは兵庫県川西市) |
血液型 | A型 |
身長 | 約188cm |
学歴 | 関西学院大学 工学部卒業(建築学専攻) |
所属事務所 | G-STAR.PRO |
職業 | 俳優・歌手・タレント・ナレーター |
配偶者 | LiLiCo(タレント、映画コメンテーター) |
結婚 | 2017年結婚 |
趣味 | フィギュア・プラモデル製作、熱帯魚・金魚の飼育、レゴ、イラスト、音楽、旅 |
特技 | 建築模型作り、関西弁のトーク力、MC・ナレーション |
小田井涼平の経歴まとめ(会社員→モデル→俳優→純烈)
会社員からモデルに転身したきっかけ
出典元:https://futabasha-change.com/articles/-/2224?page=5
小田井涼平さんは兵庫県出身。大学卒業後に地元の会社へ就職し、社会人としての第一歩を踏み出しました。
ところが新卒で配属されたのは、まったく縁のなかった仙台支店。
当時はまだスマホどころか、ポケベルがギリギリ現役という時代。知り合いもいない土地で、
「気づいたら敬語しか使っていなかった。友達がほしいなと思った」
と語ります。
そんな時、ふと「友達を作るために何か習い事をしよう」と思い立ち、公衆電話の横にあったタウンページを開いたのだとか。
しかし月謝を払って友達を作るのも違う気がして、思いついたのが「モデル事務所に入る」という意外な選択。
背が高かったこともあり、軽い気持ちで応募したその一歩が、後の人生を大きく変えるきっかけになりました。
「どうせ友達作るなら、かっこよくてきれいな人がいいやろと思って」
(引用元:https://thechange.futabanet.jp/articles/-/136634?page=2)
モデル事務所に入ると、持ち前の誠実さと会社員仕込みの礼儀正しさが評価され、
「クライアントからの信頼が厚く、仕事が途切れなかった」と言われるほど人気モデルに。
副業禁止の会社でありながら、CM出演が話題になるほどの活躍を見せました。
『トゥナイト2』が人生を動かした“ある夜”
28歳の時、会社を退職した小田井さんは「一度も東京を見ないまま終わるのはイヤだ」と上京を決意。
上京のきっかけになったのは、深夜番組『トゥナイト2』(テレビ朝日系)でした。
仙台時代に毎晩のように観ていたというこの番組。
“山本晋也監督が新宿・歌舞伎町を歩く姿”に強烈な東京への憧れを抱いたといいます。
上京して最初にやりたかったのは、なんと“ぼったくりバーに行くこと”。
番組で見た世界を自分の目で確かめたかったのだとか。
「財布をコインロッカーに預けて、1万円札だけ持って歌舞伎町を歩いた。
本当に“5000円で飲み放題”って声をかけられた時は、感動しましたね」
その夜の出来事は、まさに東京の“洗礼”。
結果的には78,000円を請求されるという体験をしましたが、
その度胸と好奇心こそが、小田井涼平という人の魅力を物語っています。
俳優デビューから純烈加入までの道のり
出典元:https://x.com/Henshin_Zukan/status/1893468377596764414
上京後、モデル業を続けながら俳優の道を歩み始め、2002年『仮面ライダー龍騎』でブレイク。
その後、俳優として活動を続けるなかで、2007年に酒井一圭さんの誘いで「純烈」に参加。
2010年に『涙の銀座線』でメジャーデビューを果たしました。“元特撮俳優による歌謡ユニット”として人気を博し、2018年には紅白歌合戦への出場も果たしました。
スーパー銭湯を中心に全国を回る活動スタイルで、
“昭和の香りと平成のエンタメを融合させたグループ”として一躍人気に。
紅白歌合戦には5年連続で出場し、小田井さんはそのダンディな魅力と軽妙なトークでグループのムードメーカーでした。
『身長188cm(〜190cm)の男性が日本で日常生活を送るとこうなる』をシーンごとにまとめたHP ryohei1971.com/cj/cj.html
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小田井涼平が純烈を卒業した本当の理由
人気グループ「純烈」のリーダー格として活躍してきた小田井涼平さんは、2022年末に卒業。理由は「体力の限界」と「区切りをつけたい」という率直な思いでした。
紅白初出場を果たした2018年をひとつの達成点とし、当初は50歳での卒業を考えていたものの、メンバーの不祥事を受けて残留を決意。
出典元:https://engekisengen.com/genre/play/27896/
「紅白に出てすぐ辞めるのは無責任」と語り、グループとファンへの誠実さを貫きました。
その後も紅白連続出場を重ね、2022年に「5年目を一区切りに」と決断。体力的な限界を感じながらも、「自分が引くことで新しい風を入れたい」と語り、円満に卒業。
卒業ライブでは笑顔と涙が交錯し、ファンからは「最後まで紳士的」「この人らしい決断」と称賛の声が寄せられました。小田井さんの優しさと責任感が光る、潔い卒業劇でした。
紅白常連でも感じていた“一区切り”の時
小田井涼平さんが「純烈」を卒業するきっかけになったのは、グループが目標としていた「NHK紅白歌合戦」に初出場を果たした2018年でした。
10年間にわたる地道なスーパー銭湯営業や全国ツアーを経て、ようやく掴んだ紅白の舞台。
その瞬間、小田井さんの中には“達成感”と同時に“次の人生を考えるきっかけ”が芽生えたといいます。
「紅白に出させてもらった時点で、夢が叶った感覚がありました」と彼は語り、
その後も連続出場を続ける中で「このグループの未来をどうつなぐか」を冷静に見つめていたそうです。
「紅白の経験は僕にとって大きな財産。でも、永遠に同じ形で走り続けるよりも、
次にバトンを渡すのも自分の役目だと思った」と、成熟したアーティストならではの視点を見せています。
メンバー・ファンへの想いと決断の裏側
卒業発表当時、小田井さんは「純烈の活動は順調そのもの。だからこそ辞めづらかった」と本音を明かしています。
ファンからは「もったいない」「まだ続けてほしい」という声も多く届きました。
それでも彼が決断したのは、「グループを長く存続させるため」でした。
「体力的にピークを過ぎたと感じた。無理して足を引っ張るよりも、新しいメンバーが入って純烈を続けてもらう方がいい」と、
あくまで“チームの未来”を優先する姿勢を崩しませんでした。
メンバーとの関係も良好で、卒業ライブでは笑顔と涙が交錯。
他のメンバーも「小田井さんの判断は男らしい」と称賛し、グループはその後も前向きに歩みを続けています。
ファンの間では「最後まで紳士的で誠実だった」「この人らしい卒業」との声が多く、
彼が築いてきた信頼の深さが改めて浮き彫りになりました。
卒業後に語った“次の夢”とは?
純烈卒業後も、小田井涼平さんは芸能活動を積極的に続けています。
「俳優やモデルとしての原点に戻りたい」「ナレーションや旅番組など、個人で挑戦できることを広げたい」と新たな夢を語りました。
実際に、NHK仙台の『大好き東北 定禅寺しゃべり亭』ではMCとして東北の魅力を伝えるなど、
“第二のキャリア”を着実に歩み始めています。
また、趣味のプラモデルや熱帯魚、アートなどを通じて「自分のペースで人生を楽しむ」姿勢も話題に。
「純烈時代の忙しさから少し離れて、自分の時間を持てるようになった。今がすごく充実している」とも語っています。
卒業は“終わり”ではなく、“新しいスタート”。
それを体現するように、小田井涼平さんは現在も、穏やかで自由な笑顔を見せ続けています。
LiLiCoとの夫婦関係が支えた再出発
出典元:https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2025/05/31
仕事も人生も“パートナーシップ”が原動力
2017年に結婚した小田井涼平さんとタレントのLiLiCoさん。
二人の関係は“おしどり夫婦”として知られ、共演するたびに仲の良さが話題になります。
結婚生活についても「喧嘩してもその日のうちに話す」「夫婦会議を欠かさない」と公言。
芸能界という不安定な世界の中で、LiLiCoさんの明るさと支えが、
小田井さんにとって“軸”になっていることが伝わります。
夫婦のルールと支え合いのエピソード
LiLiCoさんによると、夫婦での共通の趣味は“お魚”。
小田井さんが現場で見つけた熱帯魚を持ち帰り、2人で世話をするのが日常だそう。
「お魚を育てるのが共通の趣味になっている」と語り、仲睦まじい様子が伝わります。
また、イベントでの夫婦トークでは互いに笑い合い、観客を和ませる姿も印象的です。
「子どもがいない人生」も自然体で──小田井涼平さんの率直な言葉に共感
NHK『あさイチ』に出演した小田井涼平さんが、「子どもがいない人生」について率直に語り、視聴者から大きな反響を呼びました。
「LiLiCoとの出会いは奇跡」「子どもは高望みしない」と語る姿に加え、妊活経験者として「男性側に原因があることも多い」とも発言。
親戚の集まりでの気遣いについても「自然でいい」と語り、気配りと誠実さがにじむコメントに「ここまで言える人は貴重」との声が続出しました。
お互いが語る「第二の人生」の楽しみ方
夫婦の共通の趣味は“映画と温泉”。
休日は自宅で映画を観たり、温泉旅番組のロケ先で一緒に過ごしたりと、
仕事とプライベートの境目がなく自然体な関係を続けています。
それぞれが自分の夢を持ちながら、同じ方向を見て歩く――
そんなLiLiCo夫婦のスタイルに、多くのファンが憧れを抱いています。
小田井涼平の現在とこれから
NHK仙台での新たな挑戦
現在、小田井さんはNHK仙台放送局の番組や東北ローカルでのナレーションなど、新しい活動の場を広げています。
地元に近い地域での活動には「原点に帰るような気持ちがある」と語り、地域密着型の仕事を楽しんでいる様子です。
趣味やライフスタイルに見る“小田井流”の生き方
小田井さんは多趣味として知られています。
プラモデル、フィギュア、大人レゴ、絵画、熱帯魚など、そのジャンルは幅広い。
「没頭できる趣味があれば、余計なことを考えずに心が元気になる」と語り、
趣味を“心のメンテナンス”として大切にしています。
「所ジョージさんのように、趣味を仕事にできる人に憧れる」という発言も印象的です。
私もレゴが好きで、いつか大きな作品を作ろうと、少しずつパーツを集めています。熱帯魚も水草の配置や水質管理も奥が深くて、ちょっとした実験気分で楽しんでいます。
物を作ることが好きなので、所ジョージさん、憧れますね
ファンとの絆を大切にする活動の原点
純烈時代から変わらないのは、“ファンとの距離の近さ”。
SNSやイベントでは常に感謝の言葉を伝え、「応援してくれる人の存在が励み」と語ります。
どんな仕事でも“誰かの笑顔につながること”を大切にしているのが、小田井さんらしさです。
世間の声とファンの反応
「卒業しても応援したい」ファンの声
X(旧Twitter)やInstagramでは、
「純烈を卒業しても変わらず推し続ける」
「LiLiCoさんとの夫婦愛に癒やされる」
といったコメントが多数投稿されています。
「夫婦で番組に出ているのを見ると、こちらまで笑顔になる」
「あの温かさは作り物じゃない。人柄そのもの」
といった声が目立ち、小田井さんの“人間力”の高さを改めて感じさせます。
まとめ
小田井涼平さんは、会社員からモデル、俳優、そして純烈のメンバーへと多彩なキャリアを築いてきました。
2022年の紅白歌合戦を節目に純烈を卒業した理由も、「体力の限界」と「次の世代へのバトン」という誠実な思いから。
現在は、俳優・ナレーターとしての活動に加え、趣味や地域密着の仕事を楽しみながら、穏やかで充実した日々を過ごしています。
LiLiCoさんとの夫婦関係も、互いを尊重し合う“人生のパートナー”として、多くの人に希望と温かさを届けています。
卒業後も変わらないのは、“誰かの笑顔につながること”を大切にする姿勢。
小田井涼平さんの生き方は、年齢や肩書きに縛られず、自分らしく歩むことの大切さを教えてくれます。