タレントのさとう珠緒さんが『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の人気企画「前髪ぱっつんチェンジ」に登場し、大胆なイメチェン姿を披露しました。1990年代に「ぶりっ子キャラ」で一世を風靡した彼女が、50代を迎えた今、再び注目を浴びています。この記事では、さとうさんの現在の活動、変身の背景、番組の企画内容、そして変化を恐れないその姿勢の魅力を探ります。
さとう珠緒(さとう・たまお)プロフィール
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本名:佐藤珠緒
生年月日: 1973年1月2日
年齢: 52歳(2025年現在)
出身地: 千葉県船橋市
身長: 156cm
血液型: A型
職業: タレント・女優・司会者
所属事務所: パールダッシュ
経歴
高校時代にスカウトされ芸能界入り。1990年代初頭にデビューし、戦隊シリーズ『超力戦隊オーレンジャー』(1995年)でオーピンク役を務めて注目を集める。
その後、バラエティ番組『出動!ミニスカポリス』の初代ポリスとしてブレイク。特徴的な“ぶりっ子キャラ”と「ぷんぷん!」の決めゼリフで一世を風靡し、「元祖ぶりっ子バラドル」としてお茶の間の人気者となる。
2000年代以降は、グラビア・司会・ナレーション・舞台など多方面で活躍。競馬・競輪関連の仕事でも長く親しまれ、地元・船橋競馬場のイベントにも多数出演。
50代を迎えてからはクイズ番組『脳ベルSHOW』(BSフジ)で優勝するなど、“インテリキャラ”としての新たな魅力を発揮している。
52歳、再評価の理由――“ぶりっ子”を貫いた誠実さ
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「プンプン!」の決め台詞で知られたさとう珠緒さんは、1990年代後半のバラエティ番組『出動!ミニスカポリス』で初代ポリスとしてブレイク。『王様のブランチ』などでも活躍し、当時のテレビ界に欠かせない“癒し系”バラドルとして人気を博しました。しかし、人気の裏で“ぶりっ子キャラ”への反発も強く、2004年・2005年には「週刊文春」の『女が嫌いな女』ランキングで2年連続1位を獲得。時代の変化とともに、テレビ露出も減少していきました。
それでも、彼女は自らのキャラを捨てなかった。「ぶりっ子」は演出でありながら、自分の一部でもある。その姿勢を貫いた結果、時を経て「芯のある女性」として再評価されているのです。SNSでは「嫌われても自分を曲げない強さがかっこいい」「52歳でこの可愛さ、奇跡」といった声が寄せられています。
さとう珠緒が今“前髪ぱっつん”に挑戦した理由
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『ぐるナイ』の「前髪ぱっつんチェンジ」企画に登場したさとうさん。前髪を短くカットし、まるで少女のような新鮮な印象に生まれ変わりました。本人のInstagramでは、
「ぐるナイ前髪ぱっつん企画。メイクも自分ではしないしっかりメイクでびっくり。ヘアーを担当してくださったアピッシュ ギンザの鈴木智未さんは、カット、カラー、シャンプーをたった40分で仕上げてくれたのでした。すごい〜」
とコメント。自然体の中に感謝と驚きをにじませています。
イメチェンを決意した理由について明言はありませんが、番組のテーマである「人生を変えたい芸能人」という言葉が示すように、自分自身をリフレッシュしたいという想いがあったのかもしれません。長く第一線で活躍してきた彼女が、50代にしてなお「新しい自分」を見せる姿に、年齢を超えたエネルギーを感じます。
芸能人のイメチェン企画が人気の理由
芸能人の“変身企画”は、近年ますます注目を集めています。その背景には、単なる外見の変化以上の「ストーリー性」があります。視聴者は、彼らが勇気を出して自分を変えていく姿に共感し、「自分も頑張ろう」と励まされるのです。
また、SNSの発達によって“ビフォーアフター”の共有が容易になったことも人気の一因です。見た目の変化は拡散力が高く、番組の放送後にはInstagramやX(旧Twitter)で関連投稿がトレンド入りすることもしばしば。特に、年齢を重ねても前向きに変化する姿勢は、多くの女性にとって希望の象徴になっています。
クイズ番組優勝で注目された“インテリキャラ”への転身
実はこのイメチェンの少し前、さとうさんはBSフジ『クイズ!脳ベルSHOW』のグランドチャンピオン大会で優勝していた。40代以上のタレントが脳トレ形式で競うこの番組で、芋洗坂係長や岡本信人らを抑え、見事チャンピオンに輝いたのです。SNSでは「運も実力のうち」「これからはインテリ女優として頑張って!」と称賛の声が上がりました。
出典元:https://www.instagram.com/p/DPOIkqQEsT8/
実際、彼女は高校時代からサブカル好きで、フランス映画や文学を語る“オリーブ少女”だったといいます。芸能評論家の三杉武氏はこう語ります。
「さとうさんは、変わらぬ美貌やスタイルとともに、プロ意識の高さや優れた自己プロデュース能力には目を見張るものがあります。キャラ立ちはしつつも、地頭の良さや空気を読む力にたけている印象でした。そうした素養がクイズ番組でも生かされたのかもしれませんね。」
引用元:https://dot.asahi.com/articles/-/267345?page=3から一部抜粋
イメチェン企画とクイズ優勝。どちらも“新しい自分”を見せる挑戦であり、偶然ではなく“再構築のタイミング”だったのかもしれません。
今の活動スタイル――“来た仕事を丁寧にこなす”という美学
現在のさとうさんは、テレビだけでなく、地方競馬の配信番組やロケ番組など幅広く活動。芝居やナレーションにも挑戦しています。本人はこう語ります。
「メインって言えるようなはっきりしたものは特になくて、基本的には「来た仕事をやる」というスタイルです。」
引用元:https://www.dailyshincho.jp/article/2025/04261100/?all=1#google_vignette
その姿勢は、華やかさよりも「誠実さ」を感じさせます。絶叫系アトラクションや“闇を暴く系”の番組は断るなど、自分のスタイルを大切にしながら、自然体で活動を続けているのです。
「週刊プレイボーイ」への登場も話題になりましたが、それについても「若い人が多い雑誌に出られたのは嬉しかった」と控えめ。派手さではなく、穏やかに年齢を重ねる姿が印象的です。
美しさの秘訣と、52歳の今思う“理想の女性像”
美容法について問われると、「ズボラで続けるのが苦手」と笑うさとうさん。それでも、自然体でいることこそが美しさの源であると感じさせます。ストレスをためない秘訣を聞かれると、
「無理して何かを続けるとストレスになるので、できないことは無理して続けない」
と答えています。
また、理想とする女性像についてはこう語っています。
「風吹ジュンさんのように、自然体で年齢を重ねる女性に憧れます」
引用元:https://www.dailyshincho.jp/article/2025/04261100/?all=1&page=3
無理に若作りせず、ナチュラルな美しさで人生を楽しむ。そんな生き方が、今の彼女を支えているようです。
さとう珠緒、50代でもかわいいままの理由
さとう珠緒さんが長年にわたって“かわいい”と称され続ける理由は、単に見た目の若さだけではありません。その根底にあるのは、常に明るく前向きな姿勢と、人への感謝を忘れない心です。
テレビ番組やSNSで見せる飾らない笑顔、どんな場面でも相手を思いやる優しさ。そうした自然体の魅力が、年齢を超えて多くの人を惹きつけています。今回のイメチェンもまた、外見を変えること以上に、“新しい自分を楽しむ”という生き方の表れなのかもしれません。
まとめ
さとう珠緒さんが『ぐるナイ』で披露した“前髪ぱっつん”のイメチェンは、単なる外見の変化ではなく、「新しい自分を楽しむ」ための挑戦でした。かつて“ぶりっ子キャラ”で賛否を巻き起こしながらも、自分のスタイルを貫いてきた彼女。その誠実さと芯の強さが、今再び注目を集めています。
クイズ番組での優勝や、自然体での活動スタイルは、年齢を重ねてもなお進化し続ける姿勢の表れ。「来た仕事を丁寧にこなす」という美学、そして「無理をしない」生き方は、多くの人にとって共感と励ましを与えるものです。
52歳になった今も“かわいい”と称される理由は、見た目以上に、前向きな心と人への思いやりにあります。変化を恐れず、自然体で人生を楽しむ——そんなさとう珠緒さんの姿は、年齢を超えて輝き続ける“理想の女性像”そのものです。