TBS系『ラヴィット!』で、まさかの“アナウンサー不足”による代役が話題になりました。代役に抜擢されたのは、元アナウンサーで現在はお笑いコンビ「コットン」として活躍する西村真二さん。視聴者からは「進行うまい」「安定感ある」と絶賛の声が集まりました。本記事では、西村真二さんの経歴や芸人活動、そしてなぜアナウンサーを辞めたのかという背景に迫ります。
西村真二のプロフィール
出典元:https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=6041
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名前:西村 真二(にしむら しんじ)
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生年月日:1984年6月30日(41歳)
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出身地:広島県広島市
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学歴:慶應義塾大学商学部卒業(在学中に「ミスター慶應コンテスト」でグランプリを獲得)
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経歴:
2008年に広島ホームテレビへアナウンサーとして入社。スポーツや情報番組を担当し、明るいキャラクターと爽やかなルックスで人気を集めました。
しかし2011年に退社し、芸人の道へ。お笑い養成所を経て、相方・きょんとコンビを結成。初期のコンビ名は「ラフレクラン」でしたが、2021年に「コットン」へ改名しています。 -
コンビ「コットン」としての実績:
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2015年「NHK新人お笑い大賞」優勝
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2022年「キングオブコント」準優勝
- 2024年 キングオブコント 決勝9位
- 2025年 第10回上方漫才協会大賞 審査員特別コント作家賞・コント演技賞
- バラエティやネタ番組を中心に活躍中
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西村真二の今後のテレビ出演予定と芸人としての活動
今回の『ラヴィット!』での代役は、偶然の産物とはいえ大きな注目を集めました。SNSでは「もうアナウンサーに戻っても違和感ない」「芸人なのに進行が上手すぎる」といったコメントが相次ぎ、西村真二さんの多才ぶりが改めて評価されています。
出典元:https://x.com/masasan1616/status/1968133776585929022
現在は、お笑いコンビ「コットン」として劇場やバラエティ番組に出演中。『キングオブコント』決勝進出など実績も積み上げており、芸人としての地位を確実に固めています。今後もバラエティだけでなく、情報番組やイベントMCといった“進行役”としての出演が増えていく可能性が高いでしょう。
TBSだけでなく、フジテレビや日本テレビのバラエティ番組にも出演経験があり、2025年はさらに“幅広い活躍”が期待されています。
慶應出身ミスター慶應から芸人へ 西村真二の華麗な経歴
西村真二さんは、1984年6月30日生まれの広島県出身。慶應義塾大学在学中には「ミスター慶應コンテスト」でグランプリを獲得し、“慶應の顔”としても知られる存在でした。
出典元:https://ameblo.jp/mrkeio2007-05/entry-10057338892.html
大学卒業後は2008年に広島ホームテレビへ入社し、アナウンサーとして活動。ニュース番組やスポーツ中継を担当し、その爽やかなルックスと落ち着いた進行で人気を博しました。
しかし2011年、わずか3年でアナウンサーを退職。その後はお笑い芸人の道へ進みます。この経歴だけでも異色ですが、「華やかな学歴・経歴からの挑戦」というギャップこそが、彼のストーリーを一層際立たせています。
西村真二はなぜアナウンサーを辞めて芸人になったのか
大学時代から「笑いを取れる人はカッコいい」という思いを抱いていた西村真二さん。実は当初から芸人を目指しており、就職は友人との「話題作りのために一度社会人を経験しよう」という約束がきっかけでした。アナウンサーとしての仕事は順調に軌道に乗り、安定したキャリアを築いていましたが、心の奥にあった“本当にやりたいこと”への思いは消えることはありませんでした。
出典元:https://yururi-kosodate.com/archives/2698
転機となったのは2006年、M-1グランプリでチュートリアルの漫才を観たとき。「俺がやりたいのはこれだ!」と胸が高鳴り、抑えていた情熱に再び火がついたのです。その瞬間、西村さんは決意しました。安定を捨ててでも、自分の夢に正直に生きよう――そう考え、退職届を提出。アナウンサーという安定した職を離れ、芸人としての道を選びました。
幼い頃から人を笑わせることに強い憧れを抱き、お笑いに対する情熱を持ち続けていた西村さんにとって、「やりたいことをやらずに人生を終えるのは嫌だ」という思いは、何よりも強い原動力でした。芸人になるという決断は大きなリスクを伴うものでしたが、それでも行動に移した背景には、自分の夢に正直でありたいという揺るぎない信念があったのです。
芸人がアナウンサー代役を務めた過去の事例はある?
今回の『ラヴィット!』での代役は珍しいケースでしたが、実は「芸人がアナウンサー役を務める」事例は過去にもいくつか存在します。
例えば、お笑いコンビのサンドウィッチマンは情報番組で臨時MCを担当し、「芸人なのに回しが上手い」と話題になったことがあります。また、劇団ひとりさんやバカリズムさんなども、番組によっては進行役を任されることがあり、“笑い+進行力”の両立が評価されるパターンが増えています。
しかし、西村真二さんのケースは“元アナウンサー”という異例の経歴を持っているからこそ、より自然にこなせたと言えるでしょう。まさにハマり役だったのです。
お笑いコンビ「コットン」名前変更の理由と現在の活動
西村真二と相方・きょんは2012年に「ラフレクラン」としてコンビを結成しました。実力はあっても、テレビでは「名前が覚えにくい」「紹介するときに噛まれやすい」といった悩みを抱えていたそうです。実際に俳優の佐藤二朗さんが番組でコンビ名を言う際、5回も言い直しになったことがあり、「さすがにこれでは厳しい」と二人も改名を決意しました。
出典元:https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/
2021年4月、テレビ番組での企画をきっかけに新しい名前を検討。最終的に元AKB48の横山由依さんが提案した「コットン」という名前に決まりました。柔らかく親しみやすい響きに加えて、「いろんなものを吸収できる存在になりたい」という想いも込められています。きょんも「めっちゃ気に入ってます」と語っており、コンビにとってターニングポイントになった瞬間でした。
改名後は勢いに乗り、NHK新人お笑い大賞で優勝、『キングオブコント』でも準優勝するなど一気に飛躍。名前のインパクトだけでなく、実力も伴った芸人コンビとして広く知られるようになっています。
改名を経て勢いに乗ったコットンですが、西村真二は芸人としての自分たちをこう分析しています。
「僕らの強みは“順応力”だと思うんです。ドッキリ企画でも濃いものから軽いものまで対応できるし、MCを任されても形にできる。歌やダンスも必要とあればやる。器用さはあるけれど、裏を返せば突出した武器がない。いわば“戦力グラフがきれいな五角形”タイプで、それが悩みでもあり個性でもあるんです」
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/
西村は、自分たちを「見慣れたサワガニのような存在」と例えつつ、「いてくれたら助かる“ミスター使い勝手”を目指したい」と語っています。大爆発する武器はなくても、どんな場面でも安定して力を発揮できる——そんなスタイルこそがコットンの魅力と言えるでしょう。
恋愛観と結婚に見る“西村真二らしさ”
2022年には7年交際した女性と結婚。過去には「芸人としての自分のファンであること」を彼女に求めていた西村ですが、妻は違いました。ファンレターを「ありがたいね」と言い、デート中にファンが声をかけてきてもさっと身を引く――そんな姿に「結婚するならこの人だ」と確信したと語っています。
出典元:引用オリコンニュース
堅実な金銭感覚も決め手の一つ。「月1回しか焼肉に行けない」というルールを持つ妻に、「普通であることが素晴らしい」と感じたと明かしています。
モテ男として知られてきた西村が、ついに「遊びよりも家庭」を選んだことは、芸人としてのキャリアにも安定感を与えているようです。
まとめ
西村真二さんは、慶應出身のミスター慶應からアナウンサー、そして芸人へという異色の経歴を持つ人物です。安定したキャリアを捨ててまでお笑いの世界に飛び込み、現在はコットンとして確かな実績を築きつつあります。
『ラヴィット!』で見せた進行力は、アナウンサー時代の経験と芸人としての柔軟さが融合したもの。今後も情報番組やバラエティでの活躍が期待されます。
人生において「安定か挑戦か」で迷うことは誰にでもありますが、西村真二さんの姿勢から学べるのは“やりたいことに正直である大切さ”。あなたが迷っていることがあるなら、一歩踏み出す勇気をもらえる存在かもしれません。