2026年後期放送のNHK連続テレビ小説『ブラッサム』で主演を務めることが発表された女優・石橋静河さん。今回彼女が演じるのは、作家・宇野千代をモデルとした自由で情熱的な女性・葉野珠(はの・たま)。
これまで映画作品を中心にキャリアを積んできた彼女が、“朝ドラの顔”として全国区の注目を集める今、石橋静河という女優の魅力を深掘りします。
石橋静河(いしばし・しずか)のプロフィール
出典元:https://www.vivi.tv/post141839/
項目 | 内容 |
---|---|
本名 | 石橋静河(いしばし しずか) |
生年月日 | 1994年7月8日 |
年齢 | 30歳(2025年現在) |
出身地 | 東京都 |
血液型 | 不明(非公表) |
身長 | 約163cm(推定) |
職業 | 女優・元ダンサー |
所属事務所 | Plage(プラージュ) |
デビュー | 2015年 舞台『銀河鉄道の夜2015』で女優デビュー |
家族構成 | 父:石橋凌(俳優・ミュージシャン) 母:原田美枝子(女優) 兄:VFXアーティストの大河 姉:シンガーソングライターの優河 |
特技・経験 | クラシックバレエ(4歳〜)、コンテンポラリーダンス、バレエ留学(アメリカ・カナダ) |
好きなこと | アロマ、旅、ノートに感情を書くこと、香水選び |
石橋静河の出演作まとめ!見逃し厳禁の名演技7選
映画『夜空はいつでも最高密度の青色だ』
出典元:https://eiga.com/movie/85415/
W主演の池松壮亮と共に、孤独と希望が交錯する東京の夜を生きる若者を演じた本作。石橋さんはこの作品で第60回ブルーリボン賞新人賞をはじめ、数々の新人賞を受賞。
「賞をいただいたことで、“この世界にいていいんだ”と思えた」
― 石橋静河(ELLEインタビューより)
引用元:https://sp.elle.co.jp/culture/thenorthface/1912_format/?cx_wid=7e40886a8dd47639a3a35a78e32b05e241f16b64から一部抜粋
映画『きみの鳥はうたえる』
出典元:https://eiga.com/movie/86483/
柄本佑、染谷将太との即興演技で構成されたこの青春映画で、石橋さんは一見何気ない日常の会話と仕草に“存在感”を宿らせました。
「彼女の一挙一動には目が離せなくなる美しさがある」
―苫とり子(ライター)
引用元:https://www.news-postseven.com/archives/20200726_1580856.html/から一部抜粋
MV『折り合い』星野源
セリフなし、表情と動作だけで語るMVの中で、石橋さんはパン作りやストレッチなどの動きひとつひとつに物語性を宿らせています。
『東京ラブストーリー(令和版)』
出典元:https://www.fujitv.co.jp/tokyolovestory/
平成の名作を現代的に再構成した本作で、石橋さんは奔放でサバサバとした赤名リカを好演。
ライターの苫とり子氏はこう評価しています。
「石橋さんが演じるリカはよりサバサバしていて、会社の先輩としてカンチをリードするお姉さん、といった印象。現代的な女性の自主性を大切にした令和版『東ラブ』において、石橋さんのナチュラルな演技は視聴者に強烈なインパクトを与えました」
― 苫とり子氏
引用元:https://www.news-postseven.com/archives/20200726_1580856.html/から一部抜粋
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』
出典元:https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/05/15/kiji/20220515s00041000183000c.html
静御前役として登場。舞のシーンでは、言葉を使わずとも心情を伝える“静の演技”が評価されました。
映画『あのこは貴族』
出典元:https://anokohakizoku-movie.com/
上流社会に暮らす女性たちの心の葛藤を描いたこの作品で、石橋さんは“共感される庶民側”の人物を等身大に演じ切りました。
朝ドラ『半分、青い。』
出典元:https://realsound.jp/movie/2018/08/post-238046.html
ヒロインの幼なじみ・律(佐藤健)の妻役として出演。脇役ながら「誰だこの女優は?」と話題になった初の朝ドラ出演でした。
より子という役を演じるにあたって、石橋さんはこう語っています。
「私は悪役としてより子さんを演じたつもりはありませんでした。描かれていない彼女の人生を想像することが大切だった」 また、演技においては「まず形や動きから、身体からその人に入っていく方が演技しやすい」
引用元:https://bunshun.jp/articles/photo/9518から一部抜粋
ダンサーとしての背景が現在の表現力にも繋がっていることがうかがえます。
宇野千代をもっと知りたい人へ!おすすめ書籍と人生の軌跡
『ブラッサム』のモデル、宇野千代さんは、明治・大正・昭和を駆け抜けた作家であり、実業家であり、恋多き女性でもありました。
出典元:https://www.nikkei.com/article/DGXKZO18404860T00C17A7BE0P01/
波乱万丈の人生
-
1897年、山口県生まれ
-
23歳で小説家デビュー、1936年にファッション誌『スタイル』創刊
-
終戦後には『スタイル』を復刊、着物デザイナー・販売も手がける
-
1957年『おはん』で野間文芸賞
-
4度の結婚歴を持つ
-
85歳で自伝『生きて行く私』を刊行し、100万部のベストセラーに
-
1996年、98歳で死去
「“最高です!”って毎朝言ってたそうで、私も起きたらそう言おうかなって」
― 石橋静河(制作発表会見)
朝ドラヒロインたちの交流って?石橋静河と杉咲花・有村架純の関係性
杉咲花とは“グルメ友達”
『おちょやん』ヒロインの杉咲花さんとは、食べ物の話題で盛り上がる仲。「おいしいお店を教えてもらったり、おうちに遊びに行ったりしていた」と語っています。
有村架純とは“尊敬し合う関係”
『前科者』での共演を機に距離を縮めた2人は、お互いにリスペクトを抱いている様子。
「お芝居の中の石橋さんは、かれんで、凛としていて、自由さもあります」
― 有村架純
「有村さんは、自分と向き合って闘っている。その姿がすごくかっこいいと思いました」
― 石橋静河
引用元:https://encount.press/archives/254864/から一部抜粋
石橋静河の家族と経歴がすごい!俳優一家のDNAとは
両親ともに一流の芸能人
-
父:石橋凌(ARBボーカル・俳優)
-
母:原田美枝子(日本映画界の重鎮女優)
芸能界を代表する“DNA”の中に生まれながら、それに頼らず、独自の演技力で道を切り開いてきました。
「“二世”の肩書きが要らないほどの存在感と身体性を持つ女優」
― 映画ライター・折田侑駿氏
引用元:引用元:https://www.news-postseven.com/archives/20200726_1580856.html/から一部抜粋
留学経験が育てた精神力
-
15歳でアメリカ・ボストン、カナダ・カルガリーへバレエ留学
-
孤独な日々の中で「甘えず主張する強さ」を学んだ
-
舞台や演劇を観る中で、芝居の面白さに目覚める
石橋静河の日常と未来 女優としての素顔と夢
香りとノートで整える日常
-
携帯用アロマ“ヤードム”(タイの嗅ぎ薬)を愛用
-
香水は役ごとに使い分ける
-
小さなノートに、日々の感情やひらめきを書き出す習慣
「文字にすると、心の奥にあるものが吐き出されていく感じがする」
― 石橋静河(ELLE)
実は私もこれ、やっています。気持ちを文字にするだけで、怒りや悩みにとらわれる時間がどんどん短くなっていくんですよね。そして自然と、楽しいことの時間が増えていく感覚があります。
海外映画への出演が目標
「会ってみたいのはグレタ・ガーウィグ。いつか海外の作品にも挑戦したい」
旅好きでもあり、最近はタイ・ラオスを訪問。次はアイスランドやニュージーランドに行ってみたいとのこと。
まとめ
石橋静河さんは、2026年後期のNHK連続テレビ小説『ブラッサム』で主演を務めることが決定しました。彼女が演じるのは、作家・宇野千代をモデルにした自由で情熱的な女性・葉野珠(はの・たま)。
石橋さんは、クラシックバレエの経験を活かしたしなやかな演技と、繊細な感情表現が魅力の女優です。『夜空はいつでも最高密度の青色だ』で新人賞を多数受賞し、その後も『東京ラブストーリー』『鎌倉殿の13人』『半分、青い。』など話題作に出演してきました。彼女の演技は、自然体でありながらも強い存在感を放ち、視聴者を惹きつけます。
『ブラッサム』では、宇野千代の波乱万丈な人生を描きながら、夢を追い続ける女性の姿を映し出します。石橋さん自身も「毎朝“最高です!”と言って準備していこうと思う」と語っており、作品への意気込みが伝わってきますね。彼女の新たな挑戦がどのような化学反応を生むのか、今から楽しみですね!