国内外の映像作品で存在感を発揮し続ける俳優・笠松将。彼の「かっこよさ」は、ビジュアルだけでなく、挑戦的な出演作品や演技に対する真摯な姿勢に裏打ちされています。最新作「奥のほそ道」では国際的な舞台に挑み、役者としてさらにステップアップ。この記事では、笠松将の出演作品や役柄、インタビューから見える人物像を深掘りしていきます。
笠松将の出演作品一覧とおすすめドラマ・映画
海外でも評価された「TOKYO VICE」
出典元:https://hollywoodreporter.jp/news/38218/
笠松将が大きく注目を集めた作品のひとつが、WOWOWとHBO Max共同制作のドラマ「TOKYO VICE」です。実在の記者をモデルに、東京の裏社会を描いた本格的なクライムドラマで、国際的にも高評価を得ました。笠松は複雑な人間関係に絡むキャラクターをリアルに演じ、海外視聴者の間でも「存在感が光る日本人俳優」と評されました。
『ガンニバル』で見せた“目の演技”
出典元:https://press.moviewalker.jp/news/article/1118054/image11401143/
Disney+で配信されたサスペンスドラマ『ガンニバル』では、閉ざされた村の恐怖を描く中で後藤恵介役を務め、視聴者を圧倒。シリアスな役柄を通じて「目の演技がすごい」「役に溶け込む」とSNSでも話題になり、ファン層を拡大しました。
笠松はこの作品について、「役の葛藤が自身の人生観と重なった」と語り、精神状態や立ち振る舞いまで細部にこだわった役作りを行ったことを明かしています。
U-NEXT独占配信「奥のほそ道」の詳細と見どころ
出典元:https://natalie.mu/eiga/gallery/news/638072/2675313
「奥のほそ道 -ある日本軍捕虜の記憶-」は、ブッカー賞受賞作を原作とした重厚なヒューマンドラマ。太平洋戦争下、日本軍の捕虜となったオーストラリア人軍医ドリゴ・エヴァンスの半生を描き、人間の尊厳と記憶、愛とゆるしを問う物語です。
「すごく上質で最高峰のエンターテインメントです。この作品に関わったすべての人が、誰も慢心することなく、自分のやるべきことに集中して作りました。戦争という極限の状況下で、人間はどうあるべきか。そして、その後に負った心の傷と向き合う人々の姿こそが、この作品の核となる部分だと感じています。」
(笠松将コメント/TVガイドWeb)
引用元:https://www.tvguide.or.jp/news/news-3182088/
笠松将のコメントからも、作品に対する強い思い入れが伝わってきます。
筋トレに込めた哲学
「やらなくても生きていける。でも、やる意味がある」
出典元:https://x.com/SAMEX_1u2y/status/1476465973494677504
笠松将は、役者としての土台を築くために日常的に筋トレを行っています。しかし、それは単なる体づくりではありません。『Tarzan』のインタビューでは、筋トレに対する哲学的な思考を語っています。
「筋トレって演技でOKテイクを重ねるよりも哲学がある行為だなと思うんです。やらなくても生きていける。でも、自分一人で成長し続けることこそが豊かだなと」
引用元:https://tarzanweb.jp/post-303816
この言葉には、彼の演技に対する姿勢と通じるものがあります。筋トレは、役者としての“土台作り”であり、どんな役にも対応できる柔軟な身体を保つための準備でもあるのです。
ストイックさの裏にある“快適さ”
海外ロケではジム付きのホテルを手配し、食事も高タンパク・低脂質を徹底。最新のトレーニング法を常にリサーチし、撮影現場でも「カラダを動かしたくてたまらない」様子だったといいます。
「ストイックに見えるかもしれないけど、これは自分のカラダが調子いい状態をキープしているだけ。みんなその方が楽だって知らないだけなんです」
この“快適さ”を追求する姿勢は、演技にも通じています。役に入り込むための準備を怠らず、身体と精神の両面から役に向き合う姿勢が、彼の演技に深みを与えているのです。
演技哲学と人生観
一つ一つの役に誠実であること
笠松将は、派手なキャリアよりも「一つ一つの役と誠実に向き合う」ことを大切にしています。過去のインタビューでも、「自分の人生を幸せにできるかは今の自分次第」と語り、役者としてだけでなく、人間としての深みが感じられます。
彼の演技には、表面的な演出ではなく、内面から湧き出るリアリティがあります。それは、日々の鍛錬と哲学的な思考、そして役に対する誠実な姿勢によって支えられているのです。
今後の笠松将の出演予定作品は?
1. 海外ドラマ『奥のほそ道 -ある日本軍捕虜の記憶-』
出典元:https://natalie.mu/eiga/gallery/news/638072/2675317
- 配信開始:2025年10月10日よりU-NEXTで独占配信
- 作品概要:英国ブッカー賞受賞作を原作とした重厚なヒューマンドラマ。太平洋戦争下、日本軍の捕虜となったオーストラリア人軍医の半生を描きます。
- 笠松の役柄:日本軍の収容所で指揮を執るナカムラ少佐。命令と信念の狭間で葛藤する難役を演じ、実写と吹替の両方を自ら担当。
2. TBS金曜ドラマ『フェイクマミー』
出典元:https://natalie.mu/eiga/gallery/news/637639/2672332
- 放送開始:2025年10月期(毎週金曜22:00〜)
- 主演:波瑠、川栄李奈
- 作品概要:母親なりすまし契約をめぐるファミリークライム・エンターテインメント。禁断の“フェイクマミー契約”から始まるウソとトラブルだらけの物語。
- 笠松の役柄:主人公・薫がかつて勤めていた企業の経営者。冷徹な空気をまとった“正体不明の存在”として物語の鍵を握る役柄
笠松将(かさまつ しょう)プロフィール
出典元:https://press.moviewalker.jp/person/303611/
項目 | 詳細情報 |
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生年月日 | 1992年11月4日(現在32歳) |
出身地 | 愛知県名古屋市 |
身長 | 182cm |
血液型 | B型 |
所属事務所 | 2023年より個人事務所を設立。以前はホリプロ、鈍牛倶楽部に所属 |
活動開始 | 2013年から本格的に俳優活動を開始 |
主なジャンル | 映画、テレビドラマ、CM |
海外活動 | 2022年より米国事務所BAMおよびエージェンシーCAAと契約し、国際的に活動 |
特技・趣味 | 筋トレ、料理、絵、ランニング |
座右の銘 | 「人生は座右の銘を探す旅だ」 |
- 映画『花と雨』(2020年)長編映画初主演
- ドラマ『君と世界が終わる日に』(Hulu)
- Netflix『全裸監督シーズン2』
- 映画『リング・ワンダリング』
- HBO Max『TOKYO VICE』
- Disney+『ガンニバル』
- U-NEXT『奥のほそ道 -ある日本軍捕虜の記憶-』
人物像とエピソード
- 高校卒業後に上京し、飲食店でアルバイトをしながら映画のエキストラに応募していた時期も。
- 撮影現場で俳優たちと交流する中で映画への興味が深まり、俳優としての道を志すように。
- 筋トレを「哲学的な行為」と捉え、日常的に身体づくりを行うストイックな一面も。
- 感情の波が激しいタイプと自己分析しつつ、役に対しては非常に誠実に向き合う姿勢を持つ。
ファンや業界からの評価と「かっこいい」と言われる理由
端正なルックスに加え、作品ごとに全く違う表情を見せる演技力が魅力。SNSでは「どの作品でも印象に残る」「目の演技がすごい」と称賛され、業界内からも「国際的に通用する俳優」として期待されています。
まとめ
笠松将が「かっこいい」と言われる理由は、外見だけでは語り尽くせません。挑戦的な作品への出演、役に対する誠実な姿勢、そして筋トレに込めた哲学——それらすべてが彼の生き方に根ざしています。
これからも国内外の作品で活躍が期待される笠松将。まずはU-NEXTで配信される『奥のほそ道』をチェックしてみてください。きっと、新しい“かっこいい笠松将”に出会えるはずです。