横浜流星はなぜ演技に引き込まれる?役作りと努力が別次元

俳優・横浜流星さんが映画『片思い世界』で披露した“未経験からのピアノ演奏”が話題になっています。SNSでは「心に刺さる音色」「努力の結晶」と称賛の声が殺到。しかもこの演奏、わずか9か月で習得したとのこと。実は横浜さん、役作りに命を懸ける“ストイック俳優”として業界内外で有名。今回は、そんな彼の出演作から役作りエピソード、そしてピアノ練習の裏側までをまとめてご紹介します!


横浜流星のプロフィール

横浜流星の画像
引用元:https://fan.books.rakuten.co.jp/articles/1614

生年月日 1996年9月16日
出身地 神奈川県
血液型 O型
身長 174cm
特技 極真空手 初段(2011第7回国際青少年空手道選手権大会13・14歳男子55kgの部優勝[世界一])

2012年「仮面ライダーフォーゼ」でテレビドラマ初出演
「第43回日本アカデミー賞新人俳優賞」

どれから観る?演技の幅を感じる横浜流星の出演ドラマ&映画

恋愛・青春系ドラマで見せる繊細な表現

『初めて恋をした日に読む話』(2019年)でのピンク髪の不良高校生役で一気にブレイクした横浜さん。この作品では、反抗的だけど純粋な心を持つ役柄を、目線や表情の細やかな演技で表現。「恋愛ものなのに泣ける」と話題を呼び、彼の演技力の高さを証明しました。

アクション・社会派作品でのリアルな存在感

極真空手初段で、2011年に行われた「第7回国際青少年空手道選手権大会」(13・14歳男子55kgの部)では優勝し、世界チャンピオンになった逸材であり、身体能力を生かしたアクションも度々披露している。

『あなたの番です』『烈火の炎』『新聞記者』などでは、激しいアクションや重厚なテーマにも挑戦。特に『新聞記者』では、実在する記者にインスパイアされた役で、真摯な眼差しと静かな迫力が光りました。声を張り上げることなく訴える演技は、多くの視聴者を魅了。

最新作『片思い世界』と『べらぼう』での挑戦

現在公開中の映画『片思い世界』では、ピアノの旋律に想いを込めた青年を熱演。またNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』では、江戸の出版文化を支えた版元・蔦屋重三郎を演じ、歴史モノにも堂々と挑戦中です。演技の幅広さが際立ちますね。


徹底した役作りで話題!横浜流星の名エピソード集

『烈車戦隊トッキュウジャー』トッキュウ4号に変身するけん玉が得意なクールな気分屋・ヒカリ役

「速攻でけん玉を買って練習して今ではだいぶできるようになってきました。現場でも暇さえあればやっています」と語っていた。

映画『きみの瞳(め)が問いかけている』篠崎塁役(2020年)

1カ月の筋トレで約10kg増やして撮影前に2カ月にわたってプロのキックボクサーの指導・特訓も受け、キックボクサーの肉体を作り上げた。

日曜劇場「DCU」スキューバダイバー捜査官 瀬能陽生役(2022年)

撮影前にスキューバダイビングのライセンスを取得

映画「アキラとあきら」階堂彬役(2022年)

「情熱を注いでいること」を聞かれ、“芝居”に情熱を注いでいると答えた横浜。「皆さんそうだと思うんですけど、情熱を注ぐものが僕は他になくて」「これしかないので、これがなくなったら自分じゃない。まだまだっていうのが分かっているからこそ、もっともっと情熱を注ぎたいなということで芝居にしました」と演じることへの熱い思いを口にしていた。
引用元:https://mdpr.jp/cinema/detail/4355251

『春に散る』黒木翔吾役(2023年)で本当にプロボクサーになった話

横浜流星がボクサー役の画像
引用元:https://eiga.com/news/20230629/16/

演じたのは、ボクシングに命を懸ける若者。そのため、なんと撮影8か月前からボクシングトレーニングを開始。しかもただの練習ではなく、プロテストを受けてC級ライセンスを本当に取得してしまったという本気っぷり!

『春に散る』の撮影後、約半年後の6月に受験されたかと思います。2~3月は舞台「巌流島」があり、その後週4ペースでライセンス取得に向けてトレーニングされたと伺いました。
松浦「撮影後のトレーニングのほうがハードだったかも(笑)。本当に戦いますから」
横浜「そうですね(笑)」
引用元:https://press.moviewalker.jp/news/article/1153815/

・撮影後、半年後にプロテストの試験を受けるストイックさ、もう役作り超えてますね

『あなたの番です』二階堂忍役での繊細な心理描写

ドラマ『あなたの番です』では、謎を抱えたミステリアスな青年を演じ、セリフの少ない中での目線や息遣いの演技に視聴者は引き込まれました。感情を抑えながらも深い内面を感じさせる演技は「表現力の鬼」と称されるほど。

どんな役でも真摯に向き合う“努力型俳優”の哲学

横浜さんの特徴は、「自分にできないことはないと思ってやってみる」というマインド。アクションでも音楽でも、とにかく実際にやってみる、そして極める。それが“リアル”な役を生む原動力になっています。


横浜流星が9か月で習得!ピアノ練習の裏側とその楽曲とは?

映画『片思い世界』のためのピアノ特訓秘話

今回の『片思い世界』では、ピアノの演奏シーンに挑戦。インスタに投稿されたモノクロ動画では、劇中に登場する合唱曲「声は風」のイントロをピアノ演奏し美しい旋律をしなやかな指で奏でる様子が映し出され、ファンからは「尊敬しかない」と絶賛の嵐。

ピアノは未経験からの挑戦でした。本編ではちゃんと弾けてます!」(横浜流星 Instagramより)

 

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練習期間は約9か月。映像からはクラシカルな旋律と情緒あるメロディラインが聴き取れます。役のために一から学ぶという挑戦に、横浜さんのストイックさが垣間見えます。


ファンの反応と共演者の声も話題に

SNSでの感動コメントまとめ

  • 「優しい音色に涙が出ました」

  • 「未経験からここまで仕上げるのは凄すぎ」

  • 「ピアノを弾く姿も絵になる」

  • 「努力が音に表れていて心に刺さった」

彼の誠実な取り組みが、視聴者の心を確実に打っています。

共演者やスタッフの証言からわかる本気度

共演者や監督も「横浜さんは現場で何度も演奏の確認をしていた」「スタッフにも一切弱音を吐かず、納得いくまで弾いていた」とコメント。チーム全体が彼の姿勢に感化されたというエピソードも多く、彼の仕事への本気度がうかがえます。


まとめ

横浜流星さんの役作りに対する情熱と努力は、まさに“ストイック俳優”の名にふさわしいものです。未経験から9か月でピアノ演奏を習得し、映画『片思い世界』でその成果を披露した姿は、多くの人々の心を打ちました。SNSや共演者からの称賛の声が示すように、彼の真摯な取り組みは周囲に感動を与えています。
また、これまでの出演作でも、けん玉やスキューバダイビング、ボクシングなど、役に必要なスキルを徹底的に身につける姿勢が際立っています。どんな役にも全力で挑む彼の姿勢は、視聴者だけでなく、共演者やスタッフにも影響を与え、作品全体のクオリティを高めています。
横浜さんの演技の幅広さと努力の哲学は、これからも多くの人々を魅了し続けることでしょう。彼の次なる挑戦にも期待が高まりますね!